丁輔之 “海派甲骨文”
 書法藝術伝承展・東京展ご案内 

 今年は、日中平和友好条約締結40周年にあたり、祖父丁仁(号:輔之)の生誕140年・没後70 年、創設した西泠印社115周年という大きい節目の年です。
 
 この度の展覧会のテーマは、昨年ユネスコ記録遺産に認定され、120年前に中国河南省安陽市の殷墟遺跡で発見された甲骨文字です。約3000年前に使われていた最古の漢字です。祖父は、発見された間もない頃、先駆者として、この謎の文字の研究と普及に力を入れ、「北郭南丁」と言われ、北は郭沫若、 南は丁仁と、中国を代表する 2大甲骨文研究家・書家として知られております。
 
 上海殷商甲骨文研究院と共に、学術指導に西泠印社、復旦大学出土文献与古文字研究中心、そして丁鶴廬研究会、その趣旨にご賛同応援いただいている日本、中国の先生方のご協力を得て、上海と杭州の西泠印社・中国印学博物館にて、展覧会を無事、盛況に開催いたしました。いよいよ3都市巡回の最後を飾る東京展のご案内をさせていただきます。発見より120年、漢字の起源である甲骨文字を通して両国のさらなる文化交流と日中平和友好条約締結40周年を祝したいと存じます。
 
 つきましては、日中友好会館美術館127日(金)午後3時より開幕式典を開催いたします。ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ぜひご臨席の栄を賜りますようご案内申し上げます。

 
丁鶴廬研究会
会長 丁如霞
平成30年10月吉日
《関連記事》
・丁輔之 “海派甲骨文”書法藝術伝承展杭州展
(2018年8月31日ー9月11日 西泠印社・印学博物館)
西泠印社公式サイト
・杭州日報
・丁輔之 “海派甲骨文”書法藝術伝承展上海展
(2018年8月27日―8月29日 上海田子坊藝術センター)
上海「新民晚報」記事
 
【PV】西泠不冷